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先週から引き続き、「糖化」のお話なんですが、

今回は「糖化を抑える方法」がテーマです。

近年使われるようになった「糖化」という言葉。

実はカラダの老化の元凶であることが徐々にわかってきました。

今回はそんな糖化を防ぐ方法をご紹介します。

【そもそも糖化とは?】

先週のおさらいになりますが、糖化とは「コゲ」のことでした。

食事やおやつなどの食べすぎで過剰になった「糖質」が、

臓器やホルモンを作っているタンパク質と結合し、温まってタンパク質が「コゲる」現象で

これがカラダの老化を促進して、様々な異変を起こしていくのでしたね。

 

■カラダの糖化を防いで、改善していくためには「食事」がカギを握っています。

糖化を防ぎ、改善する為の4つの食事法をご紹介しましょう。

1.あたり前ですが、糖質を過剰に摂りすぎないように気をつけましょう。

糖質は一日の摂取エネルギーの50~60%が目安。

例:30代女性の場合

・1日に必要なエネルギー1750kcal ・糖質目安量60% ・糖質は1g=4kcal

1750kcal×0.6=1050kcal

1050÷4=262g

つまり、30代女性は一日に262gぐらいの糖質で納めると良いということです。

食材の糖質量は下記から見る事ができます。

【管理栄養士作成】食べ物の糖質量一覧

※気をつけて欲しいのは、糖質は必ず必要な栄養素だという事です。

最低でも1日に150gは食べるようにして下さい!

2.野菜を必ずメニューに入れる

野菜には、糖化対策にとって様々なメリットがあります。

野菜は食物繊維が豊富なので、食べ過ぎを防止できますし、

各種ビタミン類はカラダの老化を抑える働きを持ちます。

特に緑黄色野菜には老化を防ぐ成分が多いのでオススメです。

牛丼などの「丼物」を食べる時にも、サラダを1品加えるなどの工夫をして下さい。

 

3.AGE対策にはアーモンドがオススメ
糖化を防ぐアーモンド
おやつには甘いお菓子ではなく、素焼きのアーモンドがおすすめです。

アーモンドには、体内の糖化反応を軽減する働きがあることが判明しています。

4.GI値が低い食材を取り入れるようにしよう
血糖値が高い状態が続くと、カラダの糖化は促進されてしまいます。

したがって、血糖値が上がりにくい食事習慣が大切になってきます。

そこで、摂るように心がけたいのが「低GI値食品」。

GI値とは簡単に言えば、血糖値の上昇速度を数値化したものです。

GI値が高い食品ほど、血糖値が急激に上昇しやすくなります。日頃食べているものを低GI値食品に買えるのも、糖化対策には有効です。

特に、ご飯やパンなどの主食に糖質が多く含まれていますので、主食を低GI値化すると良いでしょう。

例) 白米 → 玄米  食パン → ライ麦パン

GI値食品は下記にまとめてありますので、お好みの食品を検索して下さいね。

【管理栄養士作成】食品のGI値一覧表

糖化対策には運動も有効
糖化を防ぐ運動
食事以外にも、糖化対策に有効なのが「運動」です。

運動には、体内の糖質をエネルギーとして燃やす働きがあります。

糖質が燃えることで、カラダの糖化を防ぎ、若返らせる事が可能なのです。

運動といっても、きつい運動をする必要はありません。ウォーキングなどの無理をしない運動でも効果はあります。

 

まとめ
カラダのコゲであるAGIについては、近年老化の元凶であることがわかってきました。

1,糖質の摂り過ぎは控える。しかし、糖質は人間にとって必ず必要な栄養素なので、

ポイントは「摂りすぎは良くない」という事です。

2,野菜はしっかり食べる

3,素焼きのアーモンドはおすすめ

4,血糖値が急上昇しないような食品を選ぼう

5、運動もしてね

 

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