いつもと同じことをしているのに、なぜかイライラしてしまったり
何をしても落ち着かず、小さなことでも腹が立ったりすることがあります。
近頃の私、いったいどうしたんだろう・・・?以前はこんなことなかったはず、と悩む人は少なくありません。
これって更年期?いや、ちょっとちがう!とにかくスッキリする方法ないかしら?
人との会話も弾まない、仕事も集中できないせいか、うまくはかどらない
あぁ。こんなことしてられない・・・いったい原因は何だろう・・・
という電話でのご相談。
こういう症状は、自律神経のバランスの乱れによることが多いです。
健康なときは自然にバランスがとれていますが、
ストレスや心配事、過労や睡眠不足によってバランスが崩れてしまうことが原因で引き起こされる症状です。
漢方では、イライラは「気」の流れの異常と考えます。
「気」が滞ると怒りっぽくなるのです。
症状を緩和するために、「気」の滞りをなくす漢方薬をおすすめします。
・疲れやすく便秘気味で、とくに生理前のイライラが強い場合
・ストレスがかかり、不安もある場合
・神経質で不眠気味でイライラする場合 などなど
体質、タイプによって漢方薬はいろいろあります。
また、ストレスがかかると、体の中では亜鉛をはじめミネラルが大量に消費されるので
健康を維持するために、これらの栄養素を補うことは必須です。
先日、「分子栄養学による治療、症例集」という精神内科医の著書を読みましたが、
質的な栄養失調が、すべての慢性疾患の原因になっていると書かれていました。
私たち現代人の食生活は、
糖質過多+タンパク質不足+ミネラル不足
になっていることが多いです。
ミネラルの代表選手、亜鉛は「牡蠣」に多く含まれます。
これからの季節、いろいろメニューに入れて食べることもおすすめですが
加工食品をとると含まれるリン酸塩が、吸収を邪魔します。
品質のよいカキ肉エキス粒をおすすめします。