月経の周期は個人差がありますが、たいてい25日~38日が一般的です。

この周期より長かったり短かったりする場合と、経血の量が多すぎたり少なすぎたりする場合を生理不順といいます。

 

最近、不順というより生理がとまってしまって「こない」というティーン世代の女の子のご相談が増えています。(妊娠ではない)

 

女性の生理周期は、子宮、卵巣、脳下垂体、視床下部の4つの連携で作られていて、イメージでいうと、4人走者によるホルモンを伝達する「リレー」のような感じ。

そのリレーがうまくいって28日で生理がおこるのです。

初潮を向かえた後2~3年は、バトンリレーがうまくないので周期が不安定です

慣れたころでも、激しいスポーツやストレス、旅行、受験などのちょっとした出来事で

だれか走者がダウンしていたり、バトンの連携が乱れていたりして、生理不順の原因になります。

 

本人にとっては、すごく不安になる「生理が止まってしまう」原因
①ストレス ②甲状腺ホルモンノバランスの乱れ ③多嚢胞性卵巣症候群 ④いろいろな慢性病 など
妊娠以外にもいろいろあります。

 

病院でホルモン剤を処方してもらい、服用後数日でスムーズに月経がはじまることもありますが、

それでも「こない」状態が続く場合や

病院で血液検査を受けたり薬をのんだりしてもリズムが戻らないとき、など

そんなときは、漢方薬も試してみてください。

 

 

漢方では、生理不順の原因は

血自体が足りないことによるものと、

血(気)の流れが滞ってしまっているもの の2つだとしています

血自体が足りない場合は、立ちくらみやめまいを伴いやすく体が冷えています

流れが滞っている場合は、情緒不安定やイライラ、便秘などの症状が伴いやすいです

血流測定などで体調をしっかりチェックして、漢方をお選びできますので、気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

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