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今日は、アトピー性皮膚炎の7歳の男の子の症例をお話しします。
数年前から、体のあちこちに発疹が出ていて、
最近は膝の赤みが特にひどくなっていました。
きっかけは、転んでできた小さな傷。
それを境に、膝の皮膚が炎症を起こして、
以前よりもかゆみと赤みが強くなったんですね。
お母さんによると、首や体にもかゆみがあって、
夜も寝づらい日があったそうです。
体を拝見すると、手が冷たく、肌は乾燥気味。
脈も少し弱くて細いタイプ。
つまり、**体の表面を守る力(衛気)**が足りないタイプのアトピーでした。
このタイプには、**「桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)」**という漢方を使います。
皮膚のバリアを強くして、外からの刺激に負けないよう体を整えるお薬です。
今回は、大人の半分の量を飲んでもらいました。
すると、4週間後には膝の皮疹がほとんど消失。
3か月後には、首や体の湿疹もきれいになって、
お母さんも「すべすべになりました!」と喜んでくださいました。
アトピーは、外から塗るケアだけでなく、
体の内側から整えることが大切です。
お子さんの肌トラブルでお悩みの方は、
一度、体質から見直してみませんか?
お気軽にご相談くださいね☺️




