出す、入れる、巡らせる、守る
この4つの身体の営みが順調で、私たちは健康を維持しています。
たとえば、加齢や喫煙、過剰な飲酒、ストレス、栄養不足、睡眠不足、環境汚染、ウィルス感染などが原因で
何か一つでも、うまくいかなくなると病気になったり体調不良を招きます。
ガンの患者学研究所の代表の川竹文夫さんが、「治る力」という本のなかで
「進化の過程で私たちの身体は、神様から与えられた自然治癒力を鍛えあげ磨きをかけてきた。
だから、身体は自分で治す力を十分に備えている」
と、書かれていたことを思い出しました。
癌の患者にかぎらず、いろいろな病気でつらいときこの言葉は心に響きます。
ガンが見つかった!とか病気が悪化した!とか
そんな状態になる少し前に「ちょっとおかしいぞ?」という体の声に耳を傾けて
4つの営みの乱れをリセットすれば、治す力を発揮させ、みんなが天寿を全うできるのでは・・・と日々思っています。
じつは今日、古い友人のご主人が癌で他界されたと知らされ、少なからずショックを受けました。
とてもお元気で人望の厚い方でした。
まとまりませんが、4つの営みについて下記に書きます。
ガンを予防する方法や病院の治療と並行して自分でできることは必ずあります。
「出す」
要らない老廃物、有害な化学物質や知らないうちに食べている添加物、体の外へ出すこと(解毒)
しっかり安全なものを選んで食べていても、農薬や添加物をゼロにすることは難しいですよね。
デトックスは、肝臓、大腸が担います。快便ですか?
「入れる」
口から、食べ物や酸素を入れる
食生活の偏り。糖質・脂質の過多、ミネラル不足は大丈夫でしょうか。水も大切。
「巡らせる」
食べたものは、胃と腸に消化され栄養素として吸収されます。脂肪、炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラル・・・吸収された栄養素は血管に入り、門脈から肝臓に運ばれ、やがて全身へ。口や鼻から入った酸素も、肺を通り血液によってくまなく運ばれます。
力みなく、歪みなく、気の巡りをあげること、適度な運動、笑い、冷えから体を守ること
「守る」
免疫力です