同じ食生活なのに太った、ダイエットしても痩せにくくなった・・・年齢の悩みのなかでも、特に多いのは肥満。
ひとつには、基礎代謝の低下が原因です。30歳ぐらいから筋肉量が減ることから起こります。

基礎代謝とは、生命維持に使われるエネルギー量。
基礎代謝が低下したのにもかかわらず、同じ量だけ食べていれば、当然その余過剰分が脂肪となって蓄えられていくのです。
女性ホルモンにも深く関わっていて、38歳ごろから徐々に低下して男性ホルモンの量が増えると、いわゆるメタボ体型、内臓脂肪型肥満になってしまいます。

代謝ってそもそも何なの?

代謝とは、食べたものの栄養を生きていくために利用する「カラダを作るための代謝」「活動のための代謝」の2種があります。
たとえば、お肉から得たタンパク質は前者で、骨や筋肉、血液などに作り変えられます。
ご飯、パンなどの炭水化物は後者で、米の糖質はブドウ糖になり、生命維持や普段の生活、運動のためのエネルギーとして使われてます。

ダイエットとして、とくに注目させるのが後者の方。活動のための代謝です。そして、その大部分が基礎代謝。呼吸や心拍など生命活動の維持だけで60%から70%のエネルギーが使われてます。
だから、基礎代謝が落ちるということは、エネルギーが上手く使われなくなったということです。

加齢による新陳代謝の衰えが、老化や太りやすい体質を作るのです。
基礎代謝を上げて、女性ホルモンの分泌量低下を補うため、アミノ酸(タンパク質)や植物性の女性ホルモンの働きがあるものを摂りながら、適度な運動を意識しましょう。
代謝を上げて若々しい毎日をお過ごしください。

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