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今日の話題は「むくみ」

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「むくみ」が気になるというご相談が増えています。

むくみとは、

顔や手足が腫れているような、むくんでいるような状態のことで

 

水分を摂り過ぎた翌朝、まぶたがはれるとか

お酒を飲んだ翌日、顔がパンパンになるとか

夕方になると靴下のカタがついたり、靴や指輪がきつくなるとか

 

日常生活のなかのちょっとした工夫で改善できるような軽度のむくみから

病名がつくような重症のむくみまで、さまざまです。

 

漢方でいうと、「むくみ」は水分が偏ったり滞ったりしている「水毒」の状態。

原因はいろいろありますが、

体の冷えや運動不足、腎の弱りなどが不調の原因になっていることが多くて

水分代謝を良くする処方で症状を緩和させます。

 

たとえば

水太りの方におすすめする代表的な漢方処方の「防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)」は

カラダの水分循環を良くして、疲れや痛みを和らげる作用があります。

 

「だるさ」や「倦怠感」も伴うときは

気を補う処方を使うこともあります。

 

養生として

「冷え」に注目すれば

お風呂にゆっくりつかってカラダを「温める」ことも対処の一つです。

入浴剤のお風呂に入っている人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

運動不足でふくろはぎの筋肉が弱くなると、血液を心臓へ押し出す力も弱くなり

「むくみ」やすい傾向にはなるので

ふくろはぎをお風呂でマッサージすると良いです。

 

顔のむくみが気になる人は

ツボがたくさんある耳のマッサージ

首筋からリンパの流れをよくするマッサージが有効です。

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そして、

体温より冷たいものの摂りすぎは、体内の水分調整機能を低下させます。

食べものでは、

しょうが、にんにく、しそ、にらなど香りの高い野菜、ゆずがおすすめです。

 

むくみの原因が、慢性腎臓病などの病気の方の治療は

ステロイド剤などの薬物治療が中心になる場合が多いですが

漢方薬を併用することも有効です。

全身状態を良好にして、再発予防にも効果があります。

 

どんな処方が自分に合うのか、気になる方はご相談ください。

ご来店がむずかしい方は、zoomでもお話できますのでお問合せくださいませ。

 

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