こんにちは。
12月は、日照時間が1年でいちばん短くなりいよいよ「冷え」対策が本番ですね。
今月のトピックスは、冷えがカラダに入り込まないよう
1日の中でもいちばん用心してもらいたい時間帯のお話です。
知ってますよ、と声がきこえてきそうですが、用心が必要な時間帯は「夜」
漢方では「免疫力」といちばん近いのが「衛気(えき)」というエネルギーで
「衛気」は、食べ物から作られて、体にバリアを張って、体を保護する役割を果たします。
衛気は、日の出から日中体表にバリアを張って邪気(病気の原因になるもの)から体を守っていますが
日が暮れて夜になると、毛穴を閉じて体内に潜り、内臓を温めます。
つまり、夜は外からやってくる邪気に対する免疫力が低下します。
クリスマスや忘年会などイベントが多く外食が増えて飲酒の機会も増えるときです。
そこで、冷たい飲み物や生野菜など、体を冷やすものを食べると
疲れと冷えが合わさって、ますます体が弱ってしまいます。
また、12月は夜の運動はおススメではありません。
運動するときは汗をかかない程度を目安に日中だけで、
夜はゆっくり休みましょう。
冬の寒さは自然界の邪気「寒邪」となってカラダに入り込んで体を冷やすと
風邪、関節の冷えや痛み、四肢の冷えなどの症状が現れます。
冷えの予防策は、首とお腹を冷やさないことが健康を守るポイントです。
食事をするときは、まず温かいお味噌汁やスープ類から飲む、季節の食材を食べることを心がけましょう。
首、手首、足首は、スカーフなどで冷え対策をしましょう。
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