こんにちは。薬剤師の竹内です。
お盆休みが明けるとあっという間に9月ですね。
スマホに【熱中症警戒アラーム】が毎日届くほど厳しい残暑が続いた8月でしたが、お障りなくお過ごしでしょうか。
マスク着用のルールが変わり、各地で花火大会や夏祭りが開催されました。
いよいよ中国の団体旅行者も解禁になり、これから秋に向けもっと人の動きが活発になると思います。
コロナが終わったかのような流れになっていますが、思わぬところにコロナウイルスは潜んでいます。
9月1日は防災の日。
台風や地震の備えだけでなく突然の発熱への備えもお忘れなく。
□抗原検査キット □体温計 □マスク □解熱剤(アセトアミノフェン)
□消毒用アルコール □冷凍食品(火にかけるだけのうどんなどが便利)
□水やお茶 □ゼリー状栄養補助食品 □レトルトのお粥など
コロナは重症化しにくくなったとはいえ、高熱が3~4日続いたり、
長引く不調で悩んだりする人も多いです。
この3年で研究が進み「コロナウイルスの断片が腸に何か月も残留する」とオックスフォード大学が科学誌ネイチャーで発表しています。東京大学も「感染すると腸内細菌フローラが変化し善玉菌が減る」と報告しています。
腸をねらうコロナウイルスは、その残骸が何か月もの間 腸の中で炎症をおこし、それが長引く全身の不調の原因をつくると言われています。
今月は、免疫を担当している「腸」の話をお届けします。
(本誌へつづく)
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