視力が衰えてくる原因にはいろいろとありますが、中には急を要するものや、外科的な手術が必要な場合もありますので、まずは病院で診察を受けた方がいいでしょう。
漢方薬が適している症状は、急激に視力がおちるものよりも慢性化し、一進一退を続けているといったときです。
東洋医学でも、白内障や緑内障のことをまとめて内障といい「肝」や「腎」の気血の不足のため、虚して(弱っている状態)起こると考えています。
「腎」は年をとるとともに虚してくるもので、内障にかかる人は必ずといってよいほど、足腰が弱り、冷え夜間にトイレに何度も行く、といった高齢者特有の症状をもっているのが特徴です。
眼病は、目の症状だけでなく全身の症状もたいせつな診断要素になりますから全身症状についても確認していきます。ですので、初めてご相談される際は、必ずご本人様のご来店が必要になります。