「夏が危険!脳梗塞」という健康番組が日曜日に放送されました。
気温が32度以上になると脳梗塞による死亡率が上がるというデータも・・・

血管や血液の状態は、
気温だけでなく、肥満・運動不足・睡眠不足・お酒・タバコ・ストレス・偏食などの生活習慣から大きく影響を受けます。
漢方用語で「瘀血(おけつ」

「瘀血(おけつ」とは、血がうまく巡っていない状態のことです。

・「血」そのものの量が足りない場合

・「血」の質がよくない(ドロドロ)場合

・「血」を運ぶ血管の通りが悪い場合などがこれにあたります。
いずれにせよ、新陳代謝がうまくいかず老廃物が溜まりやすいです。

傷んだ血管やドロドロした血液により血行が悪くなると、
頭痛・頭重・肩こり・めまい・動悸・高血圧・低血圧・冷え性といった身体の不調の原因になります。
ひどくなれば、脳卒中・認知症・狭心症・心筋梗塞・網膜症・くも膜下出血など重篤な病気につながる可能性もあります。

体質だと思ってあきらめていた「調子の悪さ」も、実は血行が原因かもしれません。
年齢とともに、血管や血液の健康に気を配ることがより大切になりますね。

 

 

タンジン製剤と呼ばれる漢方薬
顆粒状なのでそのままでも、お湯に溶いてお茶のように飲んでいただくこともできます。

シソ科のタンジン(丹参)
漢方薬として古くから用いられ、以下のような効果が期待できるとされています。
・血管をひろげ、血流量を増やす
・血圧を下げる
・血栓ができるのを防ぐ
・血液の粘度を下げ、サラサラにする
・血管の老化を防ぐ
・血液や血管が活性酸素に侵されるのを防ぐ

 

ご相談ください。

(きぐすり健康トピックス 2019.7.29)

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