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こんにちは! 今日は昨日のザーザー雨からうって変わって、めちゃくちゃ暑いですね。
本格的な暑さはこれからというのに、私はもうバテそうですが。
今日はですね。今、老化を促進する要因として注目されている「糖化」のお話をしてみたいと思っています。
活性酸素による酸化が「体のサビ」と言われるのに対して、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれています。
糖化は、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象です。
これが進むと肌のシワやくすみ、シミなどとなって現れます。それだけでなく、糖化によってつくられるAGE(糖化最終生成物)は内臓をはじめとする体内組織に作用して、多くの病気の原因となることが知られています。
白内障やアルツハイマーとの関連も指摘されています。
では、どうすれば糖化を防ぐことができるのか?
糖化とは、たんぱく質や脂質が糖と結びつくことです。
血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質や脂質と結びついて変性させ、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出してしまいます。
糖化の事をメイラード反応とも呼ばれますこれは、メイラードさんが発見したことだからだそうです。
ホットケーキやクッキーなどがこんがり焼けていい香りがするのがそれですが、人間の体内で起きると、とんでもない現象を引き起こしてしまいます。
糖化によって肌のハリを保つコラーゲン繊維が破壊されると、肌は弾力を失ってしまいます。
また、糖化によって生み出された老廃物が皮膚の細胞に沈着すると、シミやくすみとなって肌の透明感が失われます。
髪のたんぱく質が糖化すると、髪のハリやツヤがなくなってしまうのです。
ホットケーキの糖化したところは、硬くなっているでしょ?
それと同じで、糖化で肌や髪に影響を与えると、年齢よりさらに老けた印象になってしまいます。
怖いのはここからで、血管や内臓に糖化の影響があると深刻です。
血管の組織が糖化によってもろくなると血管壁に炎症が起こりやすくなってしまい、動脈硬化となるリスクが高まります。
当然動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの心配が出てきます。
他にも骨では骨粗鬆症、目ではドライアイや白内障、網膜症なども、糖化が引き起こしていると言われています。
日常生活で糖化を予防する方法として。
大事なのは、食事で食べる順番です。
主食のパンやごはんといった炭水化物を摂る前に、食物繊維が豊富な野菜やキノコ類、たんぱく質を含む肉・魚類を食べるのが基本です。
緑茶カテキンなんかも併用して摂ると良いようですよ。
食後1時間くらいしてからの運動は糖化のリスクを抑制できます。
ただし運動直後に糖分を多く含む飲み物を摂るのは良くありません。
ご自身の糖化度(老化度)がどのぐらいか気になりませんか?
糖化度を測定する機器も当店にあります
「ラジオ」を聞いたんだけど、といおっしゃってくださいね。