10連休が明け、令和になって初営業日から仕事モード全開の竹内です。
にんじん堂薬局は、10日間のうち半分お休みをいただきましたが、家族が集まり食事をしたり、本を読んだり、京都へのんびり出かけたり、気になっていた収納の整理をガサッとしたり…
まとまった休みならではの有意義な活用ができました。
ほんとうに、お休みは大切ですね。
さて、
令和になって、もっと高齢化社会が進みます。健康寿命を伸ばして「死ぬまで元気」でいるために、自分で出来ることを考え取り組んでいくことが大切な時代になりました。
何にせよ「健康」を部分的な観点で考えている限り、健康寿命を叶えることはできないように思います。
からだ全体の健康を司るものは何か?
それは、脳でも心臓でもなくて・・・「腸にすむ腸内細菌の働き」が全身の健康の要になるといわれています。
ここ近年の急激な食環境の変化で、私たちの免疫力低下は怖いほどです。
インスタント食品が日常的に利用されて、いろいろな種類の添加物を毎日取り込んでいますよね。
それから、タバコ、お酒、睡眠不足、肥満、ストレス、冷えなどの生活習慣からも免疫力は低下します。
冷暖房の使いすぎで、室内と戸外との急激な温度差も怖いことなんです。
とはいえ、生活環境や食べものから添加物ゼロにしることは難しいでしょう。
腸管には、呼吸や食事のたびに異物が入ってくる危険ゾーンだから、体の60%の白血球が集中しているそうです。
常に、たくさんの白血球が常駐していて、異物が入ってきた時に備えて臨戦態勢をとっているわけ。
腸の白血球を活性化させると全身の免疫力向上につながります。
そして、そのカギを握るのが腸内細菌のバランスなのです。
人の腸管には、約100兆個もの腸内細菌がすんでいて重さにすると1~1.5kgにもなるそうですね。
腸は、もっとも病気の発生源になりやすい臓器であり、私たち自身でコントロールしやすい臓器です。
ストレスや食品添加物、それに老化や薬の副作用などで体の抵抗力が低下すると、悪玉菌が増加してバランスがくずれます。
すると、有害物質の量が増えたり、病原菌が臓器に侵入して、様々な病気をおこす原因になります。
腸が老化すると、血管も老化します。
腸内環境を整えるには、いい便をつくり、腸内細菌をよく育て、よく「出す」ということです。
いつまでも若々しく、元気で長生きするためには、まず腸内細菌のバランスを整えること、食生活の見直しが重要なのです。
腸内善玉菌の摂取と食物繊維をしっかりとりましょう。
今、なにか病気が慢性化してお悩みの方は、食べ物チェックしてみてください。
甘いものや炭水化物(ごは、ぱん、麺類)を過食していませんか?
糖質の摂り過ぎによる「腸の漏れ」は、アトピー性皮膚炎やアレルギー、喘息など、なかなか治らない病気の原因になります。
そして、砂糖と同じぐらい危険な食べ物に小麦があります。
毎日、パンを食べていませんか?
バランスのよい食品を食べることだけが大切なのではなく、食べないことも大事です。