7月になり、猛暑を通り過ぎて酷暑。
人の平熱より高い気温があちこちで記録されていて、日中は外を歩くとキケンな感じです。
暑さが原因で体調に影響を与えるものを「暑邪」といい、暑さのせいで「気」が消耗したり、脱水になったりします。
暑さにさらされると、体温は上昇し、体は汗をかいて下げようとするのですが、
「汗をかきやすい人」と「汗をかきにくい人」といった体質のちがいによっても、暑邪による病状もちがいます。
➡ 汗かきで、暑くてダラダラ汗をかき、いくら水を飲んでものどの渇きがとれないようなタイプの人は、今から「正脈散(しょうみゃくさん)」で津液を補い「夏ばて」を予防しましょう。
ドクダミのお茶を沸かして飲むこともおススメです。
➡ 逆に、汗をかきにくい体質の人は、もともと体温が低い人や冷えている人です。
暑くなっても汗が出ないのであれば、体温はどんどん上がってしまいます。のぼせたようになったり、ひどいときは吐き気やめまいがおこります。
冷えのある人は、ふだんの生活で「汗」をだす練習をして熱中症の予防をしましょう。
①朝一番の薬用人参ドリンクのお湯割りをのんで、太陽神経叢から温める
②入浴はシャワーで済ませず、湯船につかる(冷えている人は半身浴も)
③水分補給は、できるだけ暖かいものでとりましょう
ルイボス茶もおすすめです。
きびしい暑さが続きますが、体調をととのえ7月も元気で過ごしたいですね。