漢方では、「気」についてよくお話をします。

目に見えないけれど私たちに作用するエネルギー

「元気」とか「気が合う」とか、私たちは、たくさん「気」がつく言葉をつかっていますが

 

健康を考えるときの「気」は、

いのちの活動をするいちばんの元になるエネルギーのことです。

 

大きく2つに分けると

「先天の気(せんてんのき)」と、「後天の気(こうてんのき)」に分類されます。

 

先天の気は、生まれたときに両親から受け継いだ「気」、

後天の気は、生まれた後に、食べものを食べたり呼吸をしたりして、身体に取り込んでできる「気」のことです。

 

先天の気は、もともとの「気」の量や質には個人差があります。

たとえば、生まれつき丈夫だったり、アレルギーだったり、胃腸が弱かったり・・・

 

体質はいろいろですが、

先天の気が少なく生まれた人でも、生きていく中で、「気」を補充していけば元気になりますし

先天の気は普通だったけれど、無理をしたり頑張りすぎたりして「気」を消耗すると、体調を崩します。

 

さて、自分がどんな「気」をもって、この世に生まれてきたのか

生まれた日の年干支・月干支・日干支から、陰陽五行へリンクすることができます。

さらに今年は、どんな運気が働きかけているのか・・・

 

問診やその方のお悩みを聞き、命式を照らし合わせると「なるほど」と思うことが多々あります。

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