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まだまだ、暑い日が続きますが皆さんの体調はいかがでしょうか?

今日は「おねしょ」についてお話してみたいなと思っています。

意外とオネショでお悩みの小中学生の方またその保護者さんが多いそうです。

こういった悩みは、なかなか人に相談できないし、病院と言っても何科にかかれば良いのかも分かりにくいですよね。

そこで今日はオネショで相談できないでお悩みの方に、解説していきましょう。

子供のオネショには大きく分けて2つのタイプがあります。

昼も良くおもらしをし、気候が寒くなるとひどくなり、夜中に何回もオネショするこんな場合、子どもの手足を触ってみると、たいてい冷たくなっています。

東洋医学では、このような人を「気の巡りが悪くなっている」と言います。気は「肺が司る」といますので、肺の弱りが原因であると考えます。

肺兪、肝兪や脾兪といったツボをマッチ棒やつまようじを3~4本束にしたもので押さえます。皮膚がうっすらと赤くなる程度で十分です。あとは、温かくした手を冷えているところに当てて、じっくりと温めてあげるのも良いでしょう。

 

もう一つは、遊びに夢中なったり、遠足や運動会のあとなど、疲れがひどいとおもらしをするというタイプ。

手足の冷えはそうひどくありません。この場合は「お腹」に異常があります

何らかの緊張を強いられて精神的ストレスがたまり、それがおもらしとなってあらわれます。

睡眠中に膀胱がいっぱいになっても、尿意で目を覚ますことができないという覚醒障害や、それに加えて睡眠中の膀胱働きが未熟であったりすることがあります。

お腹の働きが良くないと、自律神経に悪い影響を与えますので、普段から小建中湯や黄耆建中湯などの漢方薬がありますし、お子様でも飲みやすいゼリータイプの乳酸菌もあります。

 

肺が原因であれ、お腹が原因であれ、

成長期のお子様には亜鉛がたっぷり入ったサプリメントがおすすめです。

オネショは親の育て方や、子どもの性格の問題ではありません。

オネショをしても叱らないこと、とにかく愛情をもって自立心を付けることが大切です。

失敗に対してはのんびりとかまえることも大切ですね。

 

 

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