こんにちは。この季節は気候が定まらなくて、体調を維持するのもなかなか大変な季節です。
どうぞみなさん気を付けていただきたいと思います。
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先日、乳酸菌の勉強会に参加してきました!
大阪公立大学医学部の教室をお借りして勉強会に参加してきましたが、たくさんの刺激を受けて帰ってまいりました。
4人の先生方が次々とご講演されたのですが、
その中で、大阪公立大学の竹村先生がお話していただいた「慢性腎炎の病態と腸内細菌のかかわり」の一部をお話しようかなと思っています。
最近、コマーシャルでも「GFR値が59以下の方はご相談ください」とかいうのを見たことないですか?
近頃、8人に1人が慢性腎臓病になっていて、透析の患者さんが年々増加中ということなんですよ。
そもそも、腎臓という臓器は、
ホルモンを作ったり、老廃物の排出、水分や電解質の調整、血圧の調整なんかをしているとても大切な臓器です。
これが、徐々に腎臓の本来の働きが悪くなっていく病気が慢性腎炎なんですね。
これを調べるのが、血液尿素窒素、クレアチニン、eGFRなどの検査で早期発見していくんです
ただ、クレアチニンやeGFRの数値は性別や体力や筋力などで変化しやすい数値なので
一概に高いから、低いからということで一喜一憂する必要はないのですが、
数値の変化は常に意識して管理しておくといいでしょう。
今回のお話の中で一番大事なところは、
腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)が悪くなると、慢性腎炎も悪化するということなんです。
腸内細菌叢というのは、腸の中に住んでいるビフィズス菌とか様々な腸内細菌がいて、
それぞれに役目があるわけなんですが、その腸内細菌がびっしりとお花畑のようにいてくれると良いわけです。
これが、穴ぼこだらけで下地が見えるほどお花畑が荒れてしまうと、
外敵からの侵入もされやすくなってしまう。
腸から侵入してきた異物はやがて血管に入って、体内をめぐります。
そして腎臓に来た時に、初めて腎臓のフィルターに引っかかって濾過されるわけですが、
少量ならええけれど、腸内細菌の防御幕が破れてるもんやから、
いつも以上にたくさん腎臓にきて腎臓に負荷がかかってしまう。
慢性腎炎の方やその予備軍の方は、普段からFK-23のような超高濃度乳酸菌を摂取して腎臓を守ってほしいなとおもいます。