妊活中のあなたに知ってほしいこと

にんじん堂薬局でおすすめする妊活は「妊娠できる」体づくりが基本です。

 

もちろん、基礎体温を記録して自分の生理周期を知り、そのうえで妊娠しやすいタイミングをもつことが大切なのですが、基本は妊娠できる体質づくり。「いい卵」とそれが育つ「いいベット(子宮内膜)」、どちらも母親になるあなたの健康が大事です。

 

たとえば、「血」の質が悪かったり少なかったりすると、ベットは薄くて硬くなってしまうから、妊娠しにくかったり流産しやすくなったりします。補血作用のある漢方や温める作用の漢方をおすすめします。

生命エネルギーのろうそくのようなものを漢方では「腎精」といい、妊娠や成長、発育には大切なものです。腎精不足の人は生殖能力が低下しており、言ってしまえば老化という状態なので、消耗してしまわないような養生法をお伝えします。

 

体調や血流測定、ご予算などを鑑みて、適切な漢方をご提案しています。

 

妊娠は、精子と卵子のたった2つの細胞から「37兆個の細胞をもつヒトへ育つ」ことです。

たとえば「卵」は、奇跡の細胞だと言われます。

ご存じのように、卵のおおもとになる「原子卵胞」といわれるものは、女性が胎児のうちにすでにできています。女性が生まれる前からお腹の中でずっと生きていた奇跡の細胞です。受精しても赤ちゃんまでいけるかどうかは、ほぼ卵の生命力にかかっていて、生命力のある卵【いい卵】なら順調に育って妊娠します。

 

 

もとの原子卵胞はホルモンの刺激を受けてだんだん成熟し、大きな卵胞になるのですが長い眠りから覚めた卵胞(原始卵胞)が排卵するまでには約200日(半年以上)かかるといわれます。

そしていちばん大きくなった卵胞「主席卵胞」の卵子が1つだけ飛び出す「排卵」がおこり、そこへ精子がたどり着くと受精し着床となります。毎月、卵巣の中で卵子が新しく生まれて成長するものと思っている人は間違いです。もとの原子卵胞が成熟するまで長い日数がかかるわけですから、いい卵かどうかは何か月も前の体調です。

 

だから、ちょっと1か月だけ試しに漢方薬でも飲んでみようかと妊活しても、よくわからないかもしれません。

 

妊活はいつまで続くのか不安に感じることもあると思いますが、お母さんになるための体質づくりは、コンディションによって一概に期間をお伝えできません。

 

また、クリニックの治療と並行してすすめるのか、漢方だけで続けられるのか、ご夫婦でよく話し合って妊活をすすめていかれることが大切だと思います。辛い「妊活」ではなく、これから出会う赤ちゃんを想いお身体を愛しみ、ご夫婦の絆を高める妊活にしてほしいです。

 

にんじん堂では、ご縁のあった妊活相談の皆さまには全力で応援させていただきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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