お風呂から出たあと。
まず何をしますか?
髪を乾かす。
子どもの着替え。
冷たいお茶を飲む。

そして、気づけば10分。
実は、この「なんとなく過ぎる時間」が、乾燥しやすい肌では意外と見落とされていることがあります。
私も漢方相談をしていると、
「薬はちゃんと塗っています。」
という方がたくさん来られます。
でも、お話を聞いていると、
「お風呂から30分くらいしてからですね。」
というケースも少なくありません。
もちろん、それだけで良し悪しは決まりません。
ですが、
『何を塗るか』だけではなく、『いつ塗るか』も考えてみる価値がある。
そう感じる場面は少なくありません。
入浴すると、肌は水分を含みます。
ところが、その後は少しずつ水分が蒸発していくと考えられています。
だから保湿剤や外用薬は、
肌にうるおいが残っているタイミングで使うという考え方があります。
私がお伝えしているのも、この考え方です。
ここで、
「じゃあ5分以内なら絶対大丈夫なんですね?」
と聞かれることがあります。
実は、そんな単純な話でもありません。
同じ乾燥肌でも、
汗をかきやすい人。
皮脂が少ない人。
赤みが出やすい人。
夜かゆみが強い人。
子ども。
大人。
みんな背景が違います。
だから同じ塗り方でも、結果が違うことがあります。
そして、ここが漢方相談をしていて感じる一番大切なところです。
皮膚だけを見ていても、なかなか全体像は見えてきません。
睡眠。
胃腸。
食事。
ストレス。
冷え。
汗のかき方。
便通。
こうした体全体のバランスも、肌の調子に影響する可能性があります。
漢方では、この全体像を「証」という考え方で整理していきます。
この「証」が違えば、同じような肌の状態でも選択肢は変わってきます。
ここからは、
私が実際の相談で確認している
「保湿剤を塗っても改善を目指しにくい人に共通しやすい体質の見方」
についてお話しします。
・なぜ保湿だけでは追いつかない人がいるのか
・乾燥型と炎症型では考え方がどう違うのか
・漢方では何を見て「証」を組み立てているのか
・相談で最初に確認する意外なポイント
これらは、市販薬の説明書には書かれていない内容です。
外側だけではなく、内側から肌環境を整えるヒントを知りたい方は、この先をご覧ください。
保湿剤は、とても大切です。
ですが、漢方相談では「保湿剤が効く・効かない」という発想ではなく、
「その人の肌が、うるおいを保ちやすい状態なのか」
という視点で考えます。
例えば、
胃腸の働きが弱く栄養を十分に活かしにくい傾向。
睡眠不足で肌の回復リズムが乱れている傾向。
汗をかきやすく、必要以上に水分を失いやすい傾向。
血流が滞りやすい傾向。
これらが重なると、外から保湿を続けても物足りなく感じる方もいます。
だから、にんじん堂薬局では皮膚だけを見るのではなく、体質全体を確認します。
この「証」の見立てが、漢方相談の大きな特徴です。
同じ乾燥肌でも選ぶ漢方が変わることは珍しくありません。
外側と内側。
両方から整えるという選択肢があることを知っていただけたら嬉しく思います。
にんじん笑顔の漢方🥕にんじん堂薬局 ☎078-927-7393
ご相談や気になることがあればLINEからどうぞ→ https://lin.ee/Pbv60X3C




