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「先生、アレルギーですよね?」
皮膚の相談を受けると、かなりの確率でこの言葉が出てきます。
確かに、アレルギーが関係しているケースもあります。
しかし最近、研究が進むにつれて
それだけでは説明できない皮膚トラブル
があることが見えてきました。
今日はその話を、少しわかりやすく整理してみたいと思います。
例えばこんな相談があります。
・食事に気をつけているのに変化を感じにくい
・アレルギー検査では大きな反応がない
・乾燥が強いと悪化する
こういうケースです。
実はこれ、珍しい話ではありません。
なぜなら皮膚トラブルの背景には
皮膚のバリア機能が関係している可能性があるからです。
皮膚の一番外側には
角質層
という部分があります。
ここは
体を守る
「壁」
のような役割をしています。
この壁の材料の一つに
フィラグリン
というタンパク質があります。
最近の研究では
このフィラグリンの量が
体質的に少ない方がいることが分かっています。
そうすると
皮膚の守りが弱くなり
乾燥や刺激をきっかけに
炎症が起こりやすい傾向があると言われています。
さらに近年注目されているのが
二重抗原曝露
という考え方です。
ここから先は、
「なぜ昔は食事制限が厳しかったのか」
そして
「なぜ最近は考え方が変わってきたのか」
皮膚トラブルの本当の入口を
もう少し深く説明します。
この部分は、皮膚相談をされる方には
かなり重要な話になります。
まず結論から言うと
皮膚トラブルは
皮膚から始まるケースがある
という考え方です。
昔は
「食べ物が原因」
という考えが強く
厳しい食事制限が行われていました。
しかし現在では
二重抗原曝露
という考え方が広がっています。
これは
皮膚から入る場合と
口から入る場合では
体の反応が違う可能性がある
というものです。
皮膚バリアが弱い状態で
物質が皮膚から侵入すると
体が警戒して反応する可能性があります。
逆に
食事として口から入った場合は
体が慣れていく可能性があると
言われています。
そのため現在では
過度な食事制限は推奨されない
という流れが広がっています。
もちろん
全てのケースが同じではありません。
体質
生活環境
皮膚状態
腸内環境
など複数の要素が関係します。
漢方では
こうした体の状態を
体質
という視点から整理します。
同じ皮膚トラブルでも
・乾燥タイプ
・熱タイプ
・血流タイプ
・胃腸タイプ
など
背景が違うことがよくあります。
にんじん堂薬局では
こうした体質の違いを整理しながら
体のバランスを整える方向を
一緒に考えていきます。
「何が自分の原因なのか分からない」
そう感じている方は
意外と多いです。
でも
体のヒントを一つずつ整理すると
見えてくるものがあります。
明石市で漢方相談を行っています。
遠方の方にはオンライン相談も対応しています。
にんじん笑顔の漢方🥕にんじん堂薬局
☎078-927-7393




