「先生は大丈夫と言う。でも、親としては怖い。」

赤ちゃんにステロイドを塗る。

この話になると、

お母さん、お父さんの表情が少し曇ります。

「クセになりませんか?」

「ずっと塗り続けることになりますか?」

「皮膚が薄くなるって聞きました。」

相談室では、

こんな質問をよくいただきます。

私はその気持ち、とても自然なことだと思っています。

わが子ですから。

慎重になるのは当然です。

実際、乳児の湿疹では、

強いかゆみが続くことで、

かき壊しが起こり、

肌のバリア機能がさらに乱れることがあります。

そのため、

炎症を落ち着かせる目的で、

医療機関ではステロイド外用薬が使われることがあります。

適切な強さ・量・期間で使用することは、

一般的な皮膚科診療でも大切とされています。

ですが、

ここで終わってしまうと、

少しもったいないと感じています。

私は薬局で毎日相談を受けていますが、

同じ湿疹でも、

食事、

睡眠、

便通、

汗、

乾燥、

季節、

体質は、

本当に人それぞれです。

だから、

同じ塗り薬でも、

その後の経過が違って見えることがあります。


「薬を見る前に、私は○○を見ています。」

皮膚だけを見て判断することはほとんどありません。

漢方には「証」という考え方があります。

同じ湿疹でも、

胃腸の働きが弱い方、

汗をかきやすい方、

乾燥しやすい方、

眠りが浅い方では、

体の状態の見立てが変わることがあります。

ここが、一般的なスキンケアとの大きな違いです。

(以下、有料部分では)

  • なぜ同じ湿疹でも改善のスピードが違うのか

  • 保湿だけでは足りないケース

  • サメミロンエースを保湿目的で組み合わせる考え方

  • 漢方で体質を整える際に何を見ているのか

  • 実際の相談で確認している10項目

など、

相談現場で大切にしている視点を詳しくお話しします。

「薬を変える」ではなく、

体の状態を見直すという選択肢を知っていただければ嬉しいです。

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