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今日はちょっと意外なお話をします。
「植物油がアレルギーやかゆみの元になっているかもしれない」というお話です。

植物油といえば、体に良さそうなイメージがありますよね。
大豆油、コーン油、ごま油、菜種油、サフラワー油、米ぬか油…。
でも、これらを毎日たっぷり使っていると、
体の中ではちょっと困ったことが起こります。

たとえば、換気扇に油汚れがこびりつくように、
体の細胞膜にも油の成分がどんどん蓄積していくんです。
これが、体を「アレルギー体質」に変えてしまう原因のひとつ。

さらに、余分な油は皮脂腺から外に出ようとして
皮膚の上に浮き出てきます。
それが、かゆみや湿疹のもとになるんです。

つまり、植物油は「体の中でも」「皮膚の上でも」
アトピーやかゆみを悪化させる、二重の原因になるんですね。

特に問題なのが、植物油に多く含まれる「リノール酸」。
このリノール酸をとりすぎると、
体の細胞膜に“アラキドン酸”という物質がたまり、
アレルギー反応を強くする方向に働きます。
その結果、ちょっとした刺激でも強いかゆみが出てしまうんです。

昔は「リノール酸は体にいい」と言われていました
でも今では、摂りすぎると逆効果だと分かってきました。
リノール酸の摂取量が増えるのと同じように、
アレルギーや生活習慣病も増えてきたんです。

だからこそ、今こそ「あなたの食生活を総チェック」してみましょう。
揚げ物や炒め物を少し減らして、
煮る・焼く・蒸すなどの和風の調理法に変えるだけで、
植物油の摂取量はグッと減ります。

和食が健康にいいと言われるのは、
こういう理由もあるんですよ。

「最近、かゆみやアレルギーが気になる…」
そんな方は、一度、食事の油を見直してみてください。
そして、体質改善のご相談は、ぜひ当店までお気軽にどうぞ。

あなたの体に合った漢方と生活の整え方を一緒に考えます。

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