毛細血管について、昨日につづいてもう少し詳しく書いていきます。
毛細血管が衰えて、ゴースト化し減少していくとさまざまな不調が現れることはお話したとおりです。
今日は、
毛細血管がしている3つの免疫上の役割について
①白血球を運ぶ
まず、免疫の中心となるのは『白血球』の免疫細胞です。この働きは、毛細血管があってこそ、正常に働きます。
白血球は全身に広がる毛細血管をルートにして、ウイルスや病原菌の侵入や細胞のがん化などをパトロールして回り、敵を発見すると血管の内外で集中攻撃して撃退します。
つまり、毛細血管が健康であれば、体の自衛隊のような働きをする白血球がカラダのすみずみまで巡り、健康を守ることができるわけです。
②内皮細胞が免疫力を発揮する
なんと、毛細血管の内皮細胞からも外敵を撃退する成分が分泌されて白血球と共に戦います!
③リンパ液の流れを助ける
リンパ液とは、毛細血管から染み出るアルカリ性の黄色の液体で、老廃物をデトックスする役割をしています。リンパ液が老廃物を排出することで、病原菌から体を守ります。
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