よい睡眠をとるために

体調のカギは「睡眠」の質

●身体がだるい

●片頭痛がある

●朝、目ざめがスッキリしない

●日中の調子が悪い

●夜中に目が覚める

●体調がなかなか回復しない

・・・こんなことはありませんか?

体調回復、改善に大きく関わっているのが「睡眠の質」です。

私たち人間はしっかり睡眠をとることで、細胞の代謝・病気の予防や修復ができます。

 

質の良い睡眠は

「からだのリズム」

「深い眠り」がつくります

 

①からだのリズムを整えよう

もし、寝つきが悪い、日中眠い、朝起きられないなどお悩みがあれば

からだのリズムを整えていきましょう。

 

朝起きて夜寝るといった一見当たり前の「睡眠と覚醒」のリズムは、私たちの体の中にある「体内時計」が保っています。

この体内時計のずれを調整しているが「光」

起床後に太陽光が目から入ると、朝の時刻に体内時計がリセットされます。

 

「朝の光」から12~13時間:セロトニン分泌(活動するのに適した状態をキープ)

「朝の光」から14~16時間:暗くなってくる・・・メラトニン分泌、だんだん自然な眠気がでてくる

つまり、朝起床して太陽光を浴びた時間に応じて、夜に眠くなる時間が決定されています!

 

 

 

②深い眠りを

睡眠時間は7時間が良いと、ときどき耳にしますが

人により、ぴったりの睡眠時間はそれぞれです。時間にこだわることより

「深い睡眠(ノンレム睡眠)をしっかりとることが体調の回復につながります。

 

1時間でも深く、そして翌朝が楽に

睡眠中、カラダでこんなことが起こっています

 

眠っている間は、深い眠りと浅い眠りが周期的に繰り返されています。

入眠すると、浅い眠り(ノンレム睡眠段階1,2)を経て深い眠り(ノンレム睡眠段階3,4)となります。

このサイクルを1周期として、一晩の睡眠中に4~5回繰り返しています。

 

深い眠りの時は、脳の活動が低下し脳がしっかり休息することができ、脳にたまる有害物質を除去しています。

 

深い質の良い睡眠がとれていないと

脳は「ゴミ」だらけ?

深い眠りが十分にとれていないと、ホルモンや自律神経の乱れ認知症がおこるといわれています。

 

 

睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を促すことで深い睡眠をとるようになっていますが、

老化とともにメラトニンの分泌が低下していきます。

年齢を重ねると「ねむる」機能が衰え

眠れなくなることは、自然なことです。

でも大丈夫!

 


 

まとめ

よい睡眠をとるために

「睡眠の質」を上げる方法

●カーテンを開けて朝はしっかりお日様の光を浴びる朝、カーテンを開けず暗い部屋で過ごしていると適切なリセットが行われません。

●毎朝、同じ時間に起きる習慣をつくる

●「活性スクアレン」を食べる

(スクアレンとは深海サメの肝臓にある成分です)

●朝ごはんには、たんぱく質も摂る

➡セロトニンやメラトニンなど覚醒と睡眠のホルモンの材料はタンパク質です

●夜、入浴などで体を温める

その後の体温低下にともなって入眠しやすくなる➡冷たい手足のままでは眠りに入れなくなります。暑い日でもシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくりつかる

寝る3時間前までに食事を済ませる

●寝る前30分はテレビ、スマホ、ゲームを控え自律神経が緊張していると手足に血液が巡らず、眠りにくくなります。

●寝る前から明かりを半分にして眠りの準備を

●寝つきが悪くても「寝酒」は× (眠りが浅くなります)

●「忘憂草(ぼうゆうそう)」という薬草が心のリラックスに役立ちます。おススメです

ぐっすり眠ること、気軽にご相談ください。